アコヤ真珠の最重要 4大評価
こちらの読みものでは、アコヤ真珠を選ぶ際に特に注目したい4つの品質基準をご紹介します。
美しさだけでなく、これから先も心地よく身に着け続けられる一珠を選ぶための目安としてお役立てください。
次の4項目は、GENERAL PEARLの評価において最重要視しているものです。
それぞれ評価方法・評価の目安を定め、必要に応じて各商品に記載をし、製品の品質表示を明確化しております。
※品質項目の基本的な解説については、まずは「真珠の品質と価格評価」をぜひご覧ください。真珠の価格は、テリ、キズ、巻き、形、色、連相など、複数の要素を総合して決まります。
※真珠の価格はこれらの評価に加え、珠の大きさによる希少性をはじめ、その他の品質要素を総合して算出されます。
経年変化への強さ
【評価基準】弱・中・強の3段階
【評価目安】「強」が最も高評価/平均値:弱と中の中間
アコヤ真珠を末長くお楽しみいただくためには、「経年変化への強さ」が欠かせません。
真珠は有機質を含む宝石であり、時間の経過とともに表面色が黄みを帯びたり、テリが鈍化することがあります。アコヤ真珠のおよそ85%は、保管環境や使用頻度にかかわらず、年数の経過とともにこうした変化が現れる可能性があるとされています。
この評価は、真珠層の状態を確認し、将来の変化への強さを「弱・中・強」の3段階で判断するものです。「強」と評価される真珠は全体のおよそ15%。美しい表面色とテリを長く保ちやすい、希少な品質といえます。
テリ評価
【評価基準】100点満点
【評価目安】100点に近いほど高評価/平均値:50点
アコヤ真珠のテリ評価の平均値は50点です。50点を少しでも上回れば、装いのなかで見劣りしにくい、十分に美しい印象を感じられます。
- 70点:上質と感じられるテリ
- 80点以上:高品質といえるテリ
- 90点以上:一般市場ではほとんど見られないほどの、格別な光沢感
テリの良さは、真珠を見た瞬間の印象を左右します。経年変化への強さとともに、真珠選びでこだわりたい重要な基準です。
表面色評価
【評価基準】6段階
【評価目安】純白ホワイト系に近いほど高評価/平均値:オフホワイト系
アコヤ真珠の表面色は、次の6段階で評価します。
イエロー系 → シャンパン系 → ライトシャンパン系 → オフホワイト → ホワイト系 → 純白ホワイト系
平均的な色合いはオフホワイト系です。
できるだけ黄みが少なく、澄んだ純白ホワイト系に近い珠ほど、評価が高くなります。
キズの評価
【評価基準】1〜10の10段階
【評価目安】1に近いほど高評価/平均値:上位から5番目
キズ評価は1から10までの10段階で行い、1に近いほど高い評価となります。真珠業界において、いわゆる「無キズ(非常にキズが少ない)」とされる範疇は3番までです。当然ながら、自然界で形成される真珠は工業製品のような完全無キズな表面をしているわけではありません。無キズ=全くキズがない状態ではなく、真珠全体の比較においてキズが軽微・極小である意味と理解するのが正しいかと思います。
キズ評価は価格に直結する重要な項目ではありますが、実際にご着用した際にはっきりと目に見えてしまうのは、4番以下です。1〜3.5番以内においては、着用時に目立ちづらいキズ感となります。
キズの非常に少ない珠(1〜2番)は全体量としても希少性が高く、価格評価が高まります。そのためキズにこだわってお探しいただくと、ご予算が上昇するうえ、選択肢が限られてきます。キズへの強いこだわりが無い限りは、キズは最初から絞り込みすぎることなく、最終的な判断材料程度に考えておくと良いかと考えています。
おすすめの品質評価
アコヤ真珠を選ぶとき、特におすすめしたいのは「テリ評価」と「経年変化への強さ」です。
強いテリは、真珠ならではの美しい存在感を生みます。これぞ真珠の美しさの醍醐味であることは間違いありません。
そして経年変化に強い真珠は、その美しさをより長く保ちやすくなります。この2つにこだわることで、美しく長持ちする真珠をお求めいただけます。
そのうえで、キズの少なさや、黄みの少ない澄んだ表面色にも目を向けることで、ご自身にとってより納得感のあるひと品を選ぶことができます。品質を知ることは、真珠を比べるためだけでなく、その美しさを深く味わうための第一歩です。